↓ にゃんぽきの実家です
カテゴリ
その他のジャンル
以前の記事
2015年 09月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2008年 01月 23日
今日、東京は雪でしたね。
とても寒い朝でした。 そんな一日の始まりに事件は起こったのです。 いつものように出勤した主人を見送って、テレビに見入っていると 玄関のドアが開いて出かけたはずの主人が戻ってきた。 「雪降ってるのに傘忘れた」 少し遅刻気味で出て行ったのに戻ってきたものだから 私もどたばたと玄関に出て行った。 傘立てから慌てて一本取り出そうとしたら、 他の一本がくっついてきて倒れて 床に当たって大きな音を立てる。 とにかく自分の傘をもって再び出かけた主人を見送って テレビの続きを見るべく腰を下ろす。 毎朝欠かさずみているのが、NHK連続テレビ小説の「ちりとてちん」。 おもしろみあふれる、とても楽しいドラマだ。 「あーあ、今日も面白かったな~。明日も楽しみ」と、 ドラマを見終わって、ふと、にゃんぽきの寝床を見ると・・・ にゃんぽきがいない。 寒いときは、よく人間の布団にもぐりこむので、どうせ布団の中だろうと思う。 布団をちらっとはぐ。 ・・・・・・にゃんぽきがいない。 部屋を眺め回す。(狭い部屋なのでひと目で事足りる) ・・・・・・にゃんぽきがいない。 トイレかと思い、トイレをのぞく。 ・・・いない。 お風呂場をのぞく。 ・・・いない。 洗濯機置き場を確認する。 ・・・ここにもいない。 今朝開けていないので、まさかとは思うがベランダを見る。 雪がしんしんと降っている。寒い。こんなところにいるわけがない。 もう一度、今度は布団を全部はぐ。 毛布の下も確かめる。 ・・・いない。 そうか!クローゼットにもぐりこんだんだ! 慌ててクローゼットのドアを開けて名前を呼ぶ。 ・・・・・やっぱりいない。 最初は軽く考えていたのに、もう冗談で済まされなくなってくる。 にゃんぽきがいない。部屋から消えた! さっき、主人が戻ってきて、どたばたしたときに、 玄関のドアからすり抜けて出て行ったのかもしれない。 そう思いながらも、まさかと思う。 今まで探したところを、にゃんぽきの名前を呼びながら、もう一度確認する。 やっぱり、きっと玄関を出て外に行ってしまったんだと思う。 慌ててジャケットをはおり、マンションの共用廊下を探す。 雪が降っているから、外はとても寒い。 こんな中、どこかで迷子になっていたらどうしようと心配になる。 マンションの共用玄関まで探しに行く。 ・・・・でも、にゃんぽきはいない。 主人の携帯に何度もコールする。そのたび留守番電話になる。 ひとり、途方にくれて泣きそうになる。 泣きそうな声で、留守番電話に伝言を残す。 「にゃんぽきがいなくなった」 部屋に戻り、もう一度室内を見回す。 相変わらず、にゃんぽきの寝床は空だ。 にゃんぽきと、こんなお別れになるんだろうか。信じられない。 首輪につけたロケットの中のメモに、我が家の電話番号が書いてある。 誰かそれを見つけてかけてきてくれるだろうか。 にゃんぽきに会えるだろうか。 ほんの10分前までテレビをみてのほほんとしていたことが後悔される。 なんでにゃんぽきから目を離したんだろう。 なんでテレビなんかに見入ってたんだろう。 ふと思い出す。 にゃんぽきは何か怖いことがあると冷蔵庫の裏に隠れることを。 でも、さっき冷蔵庫の側面を見たじゃないか。 でもでも、その裏側に隠れているかもしれないよ。 自問自答しながら、冷蔵庫に近づき、にゃんぽきの名前を呼ぶ。 ・・・・・・なんの返事もない。 こんなに飼い主が切羽詰って名前を呼ぶんだから もしいるなら返事をするはずだ。 でもやっぱり返事はない。 しばらく黙って冷蔵庫と壁の隙間を見ていると ひょこっとにゃんぽきの顔がでた。 いた! にゃんぽきがいた! にゃんぽきがいたうれしさと、 これまでの心配が杞憂に終わった安堵で、涙が出てきた。 「にゃんぽき!にゃんぽきちゃん!」激しく呼ぶと、なんだか怖がっている。 そうか、主人が急に戻ってきて、それからどたばたしたのでびっくりしたのだろう。 しかも、飼い主はさっきから鬼気迫る声で名前を呼び続けている。 しっぽが太くなっていて当然だ。 今度はやさしく名前を呼ぶと、冷蔵庫の前までなんとか出てきた。 思わずにゃんぽきを抱っこして抱きしめた。 よかった、にゃんぽきがどこへも行かなくてよかった。 その後も私が大きく動くとびっくりして、また冷蔵庫の裏に隠れるので 声をかけず、近寄らず、そうっとしておくことにした。 そのうち、足元によってきて、すりすりしてくれるようになった。 もう大丈夫、もとのにゃんぽきに戻ったようだ。 現在のにゃんぽき。 飼い主の布団にもぐりこんでおやすみ中。 カメラのフラッシュに思わず目をつぶったところ。 それにしても、今朝は大変だった。 ほんとに一大事だった。 二度とこんな思いはしたくないな、と思った。 まぁ、だいたい飼い主がどたばたして驚かせたのが悪かったのだけど。 本当にごめんね、にゃんぽき。 以後、気をつけます。
by yopikari
| 2008-01-23 17:52
|
ファン申請 |
||